ヴィクトリアマイル予想

牝馬限定のマイルG1を過去結果、直前のレースから予想

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ジョワドヴィーヴル予後不良。調教中に骨折

ヴィクトリアマイル4着で、今週の鳴尾記念に出走を予定していたジョワドヴィーヴルが調教中に骨折、予後不良となってしまいました。

父ディープインパクト母ビワハイジの超良血馬で、ブエナビスタの半妹としてデビュー前から大きな期待をされていました。
新馬を勝った直後、中4週での阪神JF制覇。デビューしてからあっという間に牝馬クラシックの中心となり、「天才」と評されるような高い競馬センスを感じさせる馬でしたね。

桜花賞後は故障での長期休養。休養明けで牡馬相手となった京都記念は見せ場もありませんでしたが、中日新聞杯では6着、そしてヴィクトリアマイルでは鋭い末脚を見せての0.2差4着と、完全復活に向けて着々と良くなっていただけに非常に残念ですね。

競走馬としてももちろんですが、繁殖としても大きな期待がかかっていたはずで、これだけの良血馬を失ってしまったショックはやはり大きいです。
競馬にこういった事故はつきものですが、なんともやりきれませんね。

鳴尾記念(6月1日、阪神、GIII、芝2000メートル)に登録していたジョワドヴィーヴル(牝4歳、栗東・松田博厩舎)がけさ、栗東CWコースでの調教中に左下腿骨開放骨折を発症、予後不良となった。
http://race.sanspo.com/keiba/news/20130529/ope13052911460008-n1.html

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ヴィクトリアマイルはヴィルシーナが悲願のG1制覇

ヴィクトリアマイル

1着 ヴィルシーナ
2着 ホエールキャプチャ
3着 マイネイサベル

好スタートからヴィルシーナが先頭を伺うも一旦控え、アイムユアーズが引っ張っていく展開に。
ややスローな流れでレースは進み、アイムユアーズが先頭のまま直線を向くと内々を回ったマイネイサベルが追い出し反応良くわずかに抜け出す。
追いすがるヴィルシーナもしぶとく伸び、残り100mでマイネイサベルの脚が止まると一気に並びかけ、外から鋭く伸びてきたホエールキャプチャの追撃をハナ差しのいで念願のG1初制覇となりました。

勝ったヴィルシーナは一旦マイネイサベルに内から交わされる形になり、手応えからも体勢不利かと思われましたが、ここからがこの馬の強さですね。
昨年はジェンティルドンナの2着続きでしたが、やはり牝馬同士では上位の力はあります。
ただ決め手の面はやはり物足りなく、今回はなんとか勝てましたが決め手の差で敗れるという場面は常に想定しておかないといけない馬かなぁと改めて感じました。

2着ホエールキャプチャは昨年のヴィクトリアマイルを勝っていましたが、その後のレースは全く奮わず、前走の阪神牝馬Sも14着という結果で、今回は12番人気。
確かにマイル戦では連対を外していない馬なのですが、今回ここまでやれるとは意外でした。
かと言ってこれで次走以降信用していいかというと悩ましいところですね。

3着マイネイサベルは最内枠からうまく乗りましたが、最後まで持ちこたえられませんでした。
最近は差す競馬が多かったのですが、ここは最内枠という事もあって先行したんだとは思いますし、結果的にもそれで正解だと思いますが、この形だと最後が甘くなってしまいます。
今後も牝馬戦線では引き続き中心の一頭ですね。

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2013ヴィクトリアマイル。過去データから4歳勢の取捨を考える

今週末はいよいよヴィクトリアマイルとなります。
中心はヴィルシーナ、サウンドオブハート、ハナズゴールらの4歳勢になりそうですが、過去7回行われているヴィクトリアマイルを振り返ってみても4歳が5勝と圧倒していて、5歳で連対しているのは06年1着ダンスインザムード、09年1着ウオッカ、11年2着ブエナビスタと牡馬にもヒケをとらない名馬だけという状況です。6歳以上は3着が二度ありますが、連対は出来ていません。

という事で今回も4歳中心に見ていくとして、過去にヴィクトリアマイルで連対した4歳馬の実績をまとめてみました。

4歳のこの時期で実績となるのはまずは昨年のクラシックですね。
そして今回の舞台のマイル戦での実績。東京のマイル戦ですから参考に1800m以上の実績も加えてみます。
それと調子の判断材料で一番重要な前走の成績です。

過去の4歳での連対馬
馬名 クラシック 1600 1800~ 前走 VM
12 ホエールキャプチャ 4人気1着
12 ドナウブルー × × 7人気2着
11 アパパネ 2人気1着
10 ブエナビスタ × 1人気1着
10 ヒカルアマランサス × 8人気2着
09 ブラボーデイジー × × 11人気2着
08 エイジアンウインズ × × × 5人気1着
08 ウオッカ × 1人気2着
07 コイウタ × 12人気1着
07 アサヒライジング 9人気2着
06 エアメサイア 3人気2着

印は以下の基準でつけてます。

クラシック実績
◎勝利 ○3着以内 △出走 ×不出走

1600m実績、1800m以上実績
◎G1連対 ○重賞連対 △OP以下連対 ×連対なし

前走
◎重賞勝ち ○重賞3着内、勝利 △着差1秒以内 ×1秒以上大敗、休み明け、海外

連対しているのはクラシックで好走したか出ていないかのどちらかという結果は面白いですね。
勝ち馬に絞れば牝馬三冠レースで3着以内に入っていないのは08年のエイジアンウインズだけとなります。
このエイジアンウインズは1400までしか経験のない馬で、この馬が勝っている事でヴィクトリアマイルの過去データはかなり難しくなっています。

連対馬11頭のうち、1,2番人気が3頭しかおらず、その3頭はアパパネ、ブエナビスタ、ウオッカと牝馬同士では抜けた実績を持っていた馬となっています。
4歳馬から狙うのであれば前走の結果も気にする必要がなく、人気薄を狙った方が面白いと言えるのかもしれませんね。

では同じ項目で、今年出走予定の4歳馬を見てみましょう。

今年出走予定の4歳馬
馬名 クラシック 1600 1800~ 前走
アイムユアーズ
アロマティコ
イチオクノホシ ×
サウンドオブハート ×
ジョワドヴィーヴル ×
ハナズゴール ×
ヴィルシーナ

今年の4歳勢の特徴的な点は1800以上の実績がない馬が多い事ですね。
特に阪神牝馬S組のサウンドオブハート、イチオクノホシ、ハナズゴールはそれなりに人気してきそうですし、東京マイルのG1という舞台で長めの距離経験がない事をどう見るかは重要になってきそうです。

そして過去レースの傾向にあった、クラシックに出ていたものの結果が出せなかった馬は連対できていないという点に関しても阪神牝馬S組のアイムユアーズを除く上記3頭は該当する事になります。
ただサウンドオブハートは桜花賞後休養、ハナズゴールも順調さを欠いていたのは確かですね。

過去に連対している馬と似たタイプとしてはアイムユアーズがホエールキャプチャと同じ形になりますが、ホエールキャプチャよりは実績が一枚落ちる形ですかね。
ヴィルシーナは距離適性の印象からアサヒライジングの方が近いイメージですが、こちらはヴィルシーナの方が実績は一枚上ですね。

では続いては逆に人気を裏切る形になった過去の4歳馬を見てみましょう。

4歳3番人気以内で4着以下となった馬
馬名 クラシック 1600 1800~ 前走 VM
12 オールザットジャズ × × 2人気16着
10 ラドラーダ × × 3人気13着
09 リトルアマポーラ 3人気6着
08 ニシノマナムスメ × 2人気5着
08 ベッラレイア × 3人気8着
07 アドマイヤキッス 3人気7着
07 カワカミプリンセス × × 1人気10着
06 ラインクラフト 1人気9着

リトルアマポーラは牝馬三冠レースで3着以内には入れていませんが5,7,6着している事と、エリザベス女王杯を勝っている事から○としました。

ベッラレイア、カワカミプリンセスはそれぞれ秋華賞、エリザベス女王杯以来の休み明けの影響はありそうですが、ちょっとこの評価からは敗因が見出せない馬も多くなっていますね。
特にラインクラフトは全て◎という形ですが、この馬の現役生活で唯一と言ってもいい大敗をしています。雨の影響が大きかったのではないかとの事ではありますが。

またアドマイヤキッスはアイムユアーズ、ホエールキャプチャと同じ形ですね。
実績的にはアイムユアーズはこちらの方が近いかもしれません。

全体の印象としてはどこかが足りない馬は人気薄でこそというところです。
総合的に見ればヴィルシーナとなりますが、人気面の傾向も考えればアイムユアーズが過去データからは面白い一頭という事になりそうです。